『コンテンツに応じる』で自動塗り替え

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デザインをしていると、色んな壁にあたります。
その1つがこんな壁です。

「この背景画像の中にいる人が邪魔だなあ」

「この画像もう少しこっちの範囲まで撮影しててほしかったなあ」

そんな時、【コンテンツに応じる】がとても役に立ちます。

例えばこの画像

もし、この写真の人物のみを消したい場合、

あなたならどうするでしょうか?

「何もない背景部分をコピーして貼る?」

「ブラシツールで頑張って塗ってみる?」


そんなことをしなくても、
とても画期的な機能がPhotoshopには備わっています。
それがタイトルにもある『コンテンツに応じる』です。


まず、Photoshopで画像を開きます。


次に、選択ツールで人物のところだけを囲います。


上部メニューの「編集」→「塗りつぶし」の順に進みます。


塗りつぶしの画面が表示されたら、
内容を「コンテンツに応じる」に設定します。


描画モード:通常
不透明度:100%

であることを確認したら、「OK」をクリックします。


そうすると、選択された部分が周囲の画像部分に応じ、
自動的に塗りつぶしをしてくれます。


これは画期的過ぎます。
絶対覚えておいた方がよい機能のうちの1つです。
せっかくなので、もう一人にも『コンテンツに応じる』をやってみましょう。


先ほどと同じように選択ツールで選択します。


そして上部メニューの「編集」→「塗りつぶし」の順で進み、
内容を「コンテンツに応じる」にし、「OK」をクリックします。


これで元の画像から人物が完全に消えました。


全体像を見てみても、特に違和感はありません。


あ、よく見るともう一人隠れてましたねw

もしよかったら最後の1人も消してみてください。