画像合成で”炎っぽさ”を表現する方法

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Photoshopで「炎っぽい・燃えている感じ」を表現できると、

画像合成で作成できるデザインの幅が広がります。

(↑画像をクリックするとYoutubeにて編集過程公開中!!)

今回はそんな「炎っぽい・燃えている感じ」の表現方法を紹介していきます。

素材の準備

まず重要なのが素材の準備です。

今回は金魚を燃えているように表現していきます。

炎っぽさを表現する上で重要なのが、「火の粉」「炎」の素材です。

 

「炎」の素材に関しては、「炎」でも「煙」でも対応が効きます。

素材の切り抜き

早速素材を切り抜いていきます。

金魚を切り抜く場合は、【マスク】【被写体を選択】を参考にしてください。

色味の調整

このままではとても燃えてる感じには見えないので、

まずは金魚の色味を調整していきます。

上部メニューの「イメージ」→「色調補正」→「グラデーションマップ」の順に進みます。

下画面のようにグラデーションの設定をします。

次に、「イメージ」→「色調補正」→「レベル補正」の順に進みます。

ここで光ってるように見えるように明るさを調整します。

次に、レイヤー効果の「光彩(外側)」を使って金魚が光っている感じを表現します。

背景を重ねる

金魚の加工が終わったら燃えている感じの表現に入ります。

火の粉の素材を金魚のレイヤーの下に描画モード「スクリーン」で配置します。

さらにもう一つの火の粉の素材を全体に描画モード「スクリーン」で配置します。

次に新規レイヤーを作成し、「グラデーションツール」を使い、

金魚を中心に光が出ているようにします。

このときは描画モードは「オーバーレイ」にしています。

炎をつける

煙を切り抜きます。切り抜き方法はこちらを参考にしてください。

切り抜いた煙の描画モードを「覆い焼きカラー」に設定し、

素材の境界線が目立たないように「マスク」を活用し馴染ませていきます。

これだけですでに燃えている感じを表現することができます。

全体の微調整

最後に全てのレイヤーを結合し、全体の色味を調整します。

メニューバーの「イメージ」→「色調補正」→「明るさ・コントラスト」の順に進みます。

こちらで「明るさ」と「コントラスト」を調整します。

次に「イメージ」→「色調補正」→「カラーバランス」の順に進みます。

こちらで全体の色味の最終調整をします。

諧調が「シャドウ」「中間調」「ハイライト」とあるので、

それぞれ全体のバランスをみながら調整していきます。

完成

以上で「炎っぽい・燃えている感じ」を表現することができました。

素材同士の相性などもあるため、どんどんトライアンドエラーで挑戦してみましょう!!