今回は髪の毛の切り抜きで新たに便利テクニックがわかったので紹介していきます。
それが【不要なカラーの除去】です。
こちらで「自動選択ツール」や「被写体を選択」や「選択とマスク」を紹介してきましたが、
それでも『髪の毛の切り抜き残しの白いもや』が残ってしまう場合があります。
そういう時に【不要なカラーの除去】をすることで、これくらい切り抜きに差が出ます。
操作の前提
操作方法ですが、①「被写体を選択」でマスクの後、②「選択とマスク」で切り抜きをした後という前提で説明を進めていきます。
確認事項
まずは、切り抜き後のレイヤーがラスタライズされた状態であることを確認します。
下の状態(スマートオブジェクト)だと、その後の操作ができないため、
レイヤー上で右クリック→「レイヤーをラスタライズ」します。
手順
切り抜きした元の画像を選択した状態で、
上部メニューの「レイヤー」→「マッティング」→「不要なカラーの除去」へ進みます。
「量」の数値を上げると髪の切り抜き残しがなくなっていくため、数値を調整します。
調整が終わったら「OK」をクリックします。
すると元の切り抜きと比べるとこれくらい差が出ます。
ちなみにカラーの髪色で【不要なカラーの除去】を試したのですが、こちらも切り抜き残しを綺麗に消すことができました。
知っているだけでとても活躍できる機能なので、ぜひ切り抜きの際には試してみてください。