今回はPhotoshopでネオンっぽいエフェクトを作る方法について紹介していきます。
まず『新規ファイル』を作成する際の注意点ですが、
カラーモードを『RGBカラー』、カンバスカラーを『黒』に設定します。
(サイズはA4サイズで進めていきます)
まずはネオンにしたいテキストを作成します。
この時フォントは太いものの方がおすすめです。
次に新規レイヤーを作成します。
新規レイヤーを選択したままの状態で、Windowsの場合は『Ctrl』、Macの場合は『command』を押しながら下画像赤枠の『T』のところをクリックします。
するとテキスト部分が範囲として選択されます。
『編集』→『境界線を描く』へ進みます。
『幅:1px』『カラー:白』『位置:中央』を設定します。
設定後、テキストレイヤーを非表示にすると下画像のようになります。
先ほどのレイヤーで、レイヤー効果を使用します。
『境界線』を選択し、『サイズ』『位置:外側』『カラー』を設定します。
(サイズは実際の画面を見ながら合う数値を設定します。カラーはネオンのメインカラーの白に近い色を設定ます。)
『光彩(外側)』を選択し、『描画モード:覆い焼き(リニア)-加算』『カラー:ネオンのメインカラー』『スプレッド』『サイズ』を設定します。
(スプレッドは10px、サイズは12pxとしていますが、こちらの数値はカンバスのサイズ、文字のサイズによって合う数値は変わってきます。)
『ドロップシャドウ』を選択し、『描画モード:覆い焼き(リニア)-加算』『カラー:ネオンのメインカラーより少し暗い色』『スプレッド』『サイズ』を設定します。
(スプレッドは20px、サイズは50pxとしていますが、こちらの数値はカンバスのサイズ、文字のサイズによって合う数値は変わってきます。)
ドロップシャドウの『+』の部分を押してドロップシャドウを追加し、『描画モード:覆い焼き(リニア)-加算』『カラー:ネオンのメインカラーより少し暗い色』『スプレッド』『サイズ』を設定します。
(スプレッドは10px、サイズは100pxとしていますが、こちらの数値は先ほどよりスプレッドは小さく、サイズは大きくするイメージになります。)
設定が終わると、このような状態になっているはずです。
以上がネオンエフェクトの作成方法になります。
ちなみに、暗めの背景を入れることでよりネオンの雰囲気を際立たせることができます。
また、日本語でネオンにするとこのようなイメージになります。
図形に関してもテキスト同様にネオンエフェクトをつけることができます。
この時のポイントは『塗り:なし』『線:1pxの白色』に設定することです。
また、マスクを使用して一部を消すことで、お店の看板のようなネオンの雰囲気を表現することもできます。
ちなみに、今回のテクニックを応用すれば下画像のようなデザインも可能になります。
まずは三角形を作成し、ネオンエフェクトをつけます。
次に『編集』→『変形』→『拡大・縮小』で大きさを調整します。
調整が終わったら、先ほどの図形を『スマートオブジェクトに変換』します。
後は図形の中に人がいるようにマスクで消したら完成です。
先ほどの『スマートオブジェクトに変換』に関してですが、変換しないと、レイヤー効果の光彩やドロップシャドウが人にどうしても映ってしまうため、今回のようなデザインをする場合においては、このような処理が必要になります。
よければぜひ一度試してみてください。