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Photoshopで「氷っぽい・凍っている感じ」を表現できると、
画像合成で作成できるデザインの幅が広がります。
(↑画像をクリックするとYoutubeにて編集過程公開中!!)
今回はそんな「氷っぽい・凍っている感じ」の表現方法を紹介していきます。
目次
素材の準備
まず重要なのが素材の準備です。
今回は人が凍っているように表現していきます。
氷っぽさを表現する上で重要なのが、素材の「陰影」です。
影があることで、より立体感を出すことができます。
素材の切り抜き
早速素材を切り抜きていきます。
人を切り抜く場合は、【マスク】と【被写体を選択】を参考にしてください。
※切り抜きが終わったら、元の素材を残しておきたいので、
「レイヤーを複製」しておきます。
色味の調整
氷っぽさを引き出すために色味を調整していきます(複製した素材を使用します)。
上部メニューの「イメージ」→「色調補正」→「色相・彩度」の順に進みます。
下画面のように彩度を低く設定します。
フィルター効果をつける
次に「フィルター」→「フィルターギャラリー」の順に進みます(先ほど複製した素材を使用します)。
種類は「ラップ」を選択し、
「ハイライトの強さ」、「デティール」、「滑らかさ」の数値を設定します。
個人的には「ハイライトの強さ」と「デティール」は数値高めで、
「滑らかさ」はやや低めで良いかなと思います。
後は実際に数値を動かしながら自分でよいなと思うポイントを見つけましょう。
描画モードで重ねる
先ほど「色味の調整」と「フィルター効果」を行った素材の
描画モードを「スクリーン」にします。
レイヤーの複製・結合
「フィルターをかける前の素材」を複製します。
次に「フィルターをかける前の素材」と「フィルターをかけた素材」をグループ化します。
グループに対して「色相・彩度」の色調補正をかけます。
「□色彩の統一」にチェックを入れてから「色相」の値を調整し、
下画像のように凍っているような色味にします。
現時点でのレイヤーはこのようになっています。
さらにフィルター効果をつける
先ほどのグループを複製します。
そしてスマートオブジェクトに変換します。
次に「フィルター」→「フィルターギャラリー」の順に進みます。
種類は「ガラス」を選択し、
「ゆがみ」、「滑らかさ」、「拡大・縮小」の数値を設定します。
描画モードで重ねる
先ほど「フィルター効果」を行った素材の
描画モードを「ソフトライト」にします。
自分の好みに合わせて追加加工
凍っている感じをさらに出すには「冷気」や「つらら」を使うとより
雰囲気を出すことができます。
また、全身ではなく、一部のみ凍らせたいという場合にはマスクを利用することで
表現が可能になります。
完成
以上で「氷っぽい・凍っている感じ」を表現することができました。
素材同士の相性などもあるため、どんどんトライアンドエラーで挑戦してみましょう!!