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色んなデザインを見ていると、時々こんな画像を見かけると思います。
「文字の中に画像が貼られている」ものです。
このテクニックなのですが、
当時自分は、正しい方法を知らず、
この画像を作るのに、とても無駄なことをしていましたw
それは、文字を範囲選択し、画像を切り取るというものでした。
実際この方法でも使えないことはありません。
しかし、何が問題かというと、
・貼っている画像の位置を変えたい
・貼っている画像の大きさを変えたい
という場合には、画像を切り取ってしまっているため、
再度同じ作業をしなくてはいけなくなります。
そこで、とても使えるのが、
クリッピングマスク
という方法です。
やり方はとても簡単です。
クリッピングマスクのやり方(1から編)
まず、新規レイヤーを作成し、任意のテキストを作成します。
次に、先ほど作成したテキストレイヤーの”上”に貼り付けたい画像レイヤーを作成します。
画像レイヤーの貼り付けが終わったら、
画像レイヤー上で、右クリックして、
その中の「クリッピングマスクを作成」を選択します。
そうすると、下画像のような画面になり、
これで文字に画像の貼り付けができました。
クリッピングマスク状態の特徴としては、
クリッピングマスクされた画像のアイコンの左側にスペースが空き、
その横に矢印のマークが現れます。
クリッピングマスクのやり方(時短編)
先ほどクリッピングマスクの方法を説明しましたが、
この機能には「ショートカットキー」があります。
それは、
macの場合、「command+option+G」
windowsの場合、「Ctrl+Alt+G」
です。
クリッピングマスクを解除する場合は、同じショートカットキーをクリックします。
デザインしている上で、結構この機能は使うので、
ぜひショートカットキーは覚えておきましょう。
クリッピングマスク(応用編)
今回クリッピングマスクを「文字に画像を貼る方法」としてわかりやすく説明しましたが、
実際にはクリッピングマスクの機能は文字や画像に関係なく、
レイヤーに対してレイヤーをクリッピングマスクすることができます。
どういうことかというと、例えばこんな活用方法があります。
切り抜き画像に対して、背景デザインとなる画像を
クリッピングマスクの機能で貼り付けるというものです(↓こんな感じ)。
上の様な画像の場合は、人の切り抜き画像に対して、
夜景の画像をクリッピングマスクで貼り付けをしています。
そうすると、右側のようなデザインに変身します。
ぜひ一度実際に使ってみてください。